夜に、母が玄関の扉を開錠するのを防ぐため、チェーンで施錠することとしました。すると、母は、夜な夜な玄関で嫁(私)が帰ってこないと騒ぐようになりました。私が顔を見せると納得するのですが、しばらくするとまた騒ぎ出します。挙句、玄関扉を開けるよう懇願しだしました。母の懇願を振り切らなければならない辛い日々の始まりです。
私が買い物に行って帰って来ない?
夜、母が施錠してある玄関扉を開錠し、外に出て、玄関扉を施錠しないまま屋内に入るという行動を繰り返したため、防犯上の理由から、夜、玄関扉を開けることができないよう、チェーンと南京錠で施錠することとしました。
夜になり、玄関扉をチェーンと南京錠で施錠し、これで、安心して寝ることができると安堵したのですが、1階で母の騒ぐ声が聞こえます。
何事かと、夫が1階に下りてみると、
すると母は、耳を澄ませて、幻聴の声を聴いています。
この母と夫のやり取りを聞いていた私は、慌てて1階に下りて行きました。
私の姿を見た母は、安心したのか、訳が分からなくなったのか、黙って寝室に消えて行きました。
私が心配で玄関扉を開錠してと懇願する母
私たちも、やれやれと2階に上がったのですが、またまた、1階で母の騒ぐ声がします。😰
またも、私が買い物に行って帰って来ないので、迎えに行くと言っているのです。
買い物に行って帰って来ず、認知症の母に迎えに来てもらわないといけない私って…。😓
ここで、1階に下りて行くと、母と言い合いになり、母を興奮させるだけなので、しばらく放っておくこととしました。
1時間ぐらい経ったでしょうか、1階が静かになったので、夫が1階に下りてみると、母が黙って立っています。
どうやら、買い物に行って帰って来ない私を心配して、玄関で待っていたようです。
またまた、母と夫が、私が帰ってこない、2階にいてる、と言い合いをしていると、父が登場して来ました。
ぼけているとはいえ、さすが父。母を寝るように説得しに来てくれたのです。と思ったら、
ぼけているとはいえ、さすが父。やっぱりぼけていました。😭
父親の登場で、事態は混迷を深めると判断した夫は、父に私が帰っていることを告げ、2階に上がったのでした。
それから、1時間ぐらい経ったでしょうか、時間も夜中の1時過ぎになっていました。
母のことが心配なので、夫が1階に下りてみると、母はまだ玄関に立っていたそうです。
一方、混迷を深める原因となった父は、いびきをかいてお休みしていました。💤
夫が、私が帰っているので、早く寝るように母に言うと、母は、
と懇願されたそうです。
夫は、どうすることもできず、断腸の思いで、心を鬼にして👹👹👹、懇願する母を無視して、2階に上がってきたそうです。
母と言い合いになれば、怒って2階に上がってこれるのですが、懇願されると、そうはいきません。
何とも、やり切れない気持ちでいっぱいになります。😢😢😢😢😢
結局、その夜、母が諦めて、何時に寝たのかはわかりませんでした…。
それから、毎晩、この状態が繰り返されることとなりました。
できるだけ、私も母に顔を見せるようにしたのですが、同じことを繰り返すので、解決策にはなりません。
母が1階で、私が帰って来ないと、何時間も立って待っている、そのことを考えると…。😢😢😢😢😢
このような悲惨な状況は、新たな局面を迎え、もっと悲惨な状況となるのでした。