認知症・母のやんちゃ!

   (最終更新日:2018.01.20)

23.真冬の階段での怪談

みなさん、真冬の夜、電灯を消して真っ暗にした自宅の階段に人影を見たことはありませんか。一度目は立ち姿で、二度目は階段を這い上がってくる姿を。これは、我家で実際にあったことです。「身の毛もよだつ」(後に「腹の皮がよじれる」。)体験を紹介します。

幽霊の正体見たりうちの母

真冬の出来事です。⛄

我家は、節電のため、廊下を歩くとき以外は、2階の廊下の電灯を消しています。
夜、10時頃でしょうか、娘がトイレに行くため、廊下に出ると、階段の上り口の暗闇に人影が見えるのです。
その人影は、娘を見ても何も喋らず、ボーッと立っていました。そして、階段下に消えたそうです。👻

怖すぎる!。😱

娘は息を飲んだまま、言葉が出ませんでした。(娘曰く、怖い目に合うと、テレビ番組では、「わっー!。」とか「ぎゃー!。」と叫んでいますが、実施は、言葉が出ないそうです。)
我に返った娘が電灯を付けると、階段を下りていく母の姿があったのでした。

母にどうしたのかと尋ねると、「子どもが帰ってないのではと心配になり、2階に上がってきた。」そうです。

それだったら、何か声を掛けて、2階に上がってくればいいものを、無言で上がって来て、ボーッと立たれると、オバケかと…。👻

まあ、幽霊の正体がわかると、怖い話も笑い話になるのですが、娘にしてみれば、寿命が縮むような体験だったようです。

幽霊の正体見たりうちの父

母の幽霊事件があって以来、私たち家族の間では、誰かがトイレから帰って来ると、「おばあちゃん、立っていなかったか?」というのが合言葉となっていました。

ある日の夜、階段の方で音がします。また、母が黙って上がってきたのかと思い、廊下に出ると、何かがズリズリと階段を這い上がってくるではありませんか。👻

娘の言った「怖い目に合うと、言葉が出ない。」というのは本当でした。

我に返って電灯を点けると、階段を這い上がってくる父の姿が…。
「お父さん、どうしたん?。」と声を掛けると、這い上がってきた姿勢のまま、階段をバックしてズリズリと這い下りていきました。
怖すぎる!!!。😱😱😱

父は足が悪く、家の急な階段を上るのが大変らしく、ズリズリと這い上がってきたのでした。
また、狭い階段では、方向転換もできないし、頭から降りるのも怖いので、上がってきた姿勢のまま、ズリズリと這い下りていったのだと思います。

後で父にこのことを聞くと、子どもたちが帰っていないと母に言われ、心配になって見に来たそうです。

まったくもって、人騒がせな話です。😰

この事件があってから、父は2階に上がってこなくなりましたが、たまに、母は黙って、ボーッと上がってきます。
わかっていても、これはこれで怖いものです。😱

階段で怪談とは…。(おやじギャグ。)それにしても、母の黙って、ボーッと階段を上がってくる行動は、徘徊の一種でしょうか。もし、そうだとしたら、徘徊にもいろいろなパターンがあり、いろいろなパターンを想定した徘徊対策が必要になってきます。厄介なことです…。



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