母が徘徊しないよう、門扉と車庫の扉を施錠した翌日、母は、施錠した門扉を開けるために実力行使に出ました。その行動を見て、母が可哀相になった私ですが、心を鬼にして、開錠しないこととしました。こんなこと、いつまで続くのやら…。
心を鬼にして…
母が徘徊しないよう、門扉と車庫の扉を施錠した翌日、私が2階で用事をしていると、外から母の声が聞こえます。
何事かと1階に下りていくと、門扉をゆすりながら、母が叫んで怒っています。
私が咄嗟についた嘘を軽々と見破った母(あんた、本当に認知症?😓)は、私が門扉の鍵を開けないので、ますます興奮して、門扉が壊れるかと思うほど、門扉をゆすりだしました。😰
ここで私が負けて門扉の鍵を開けると、ご近所さんへのお宅訪問を始めます。心を鬼👹にし(普段の私は鬼ではないので?。)、母を無視して、その場から離れることとしました。
その場に残された母は、まだ、「あけろ〜。」と叫びながら門扉をゆすっています。
しばらくすると、門扉をゆすり疲れたのか、母は屋内に入って行きました。
母が可哀相ですが、ご近所訪問を放っておくわけにもいかず、鍵を掛けないわけにはいきません。他にいい方法があれば、そうするのですが…。 😢
しかし、これが毎日、繰返されるとなると、憂鬱な気持ちになります。😨
心を鬼の王様にして…
しばらくして、門扉のゆすり疲れを回復させた母は、また、叫びながら門扉をゆすり始めました。
でも、今回は、前回と違い手に何かを持っています。
近づいてみると、手に持っているのは、ハサミでした。
そうです、ハサミで門扉を施錠しているワイヤーを切ろうとしているのです。(あんた、本当に認知症?😓)
施錠している紐状のものをハサミで切るというのは、認知症の人とは思えないアイデアですが、残念ながら、その紐はワイヤーなので…。😓
ここで、私が何か施錠の言い訳をしたり、ハサミを取り上げると、母はますます興奮するので、心を鬼👹👹にして?、母とハサミと可哀相なワイヤーを残して、またまた、その場を立ち去ることとしました。
ちなみに、母のハサミの餌食となったワイヤーの写真です。
ワイヤーを切り疲れた母は、次回の行動に備え、疲れを回復させるため、屋内に入って行きました。
その後、何度か、母によるこのような行動が繰返されたのですが、私は、心を鬼👹👹👹にして?無視したのでした。
今日は、何度も心を鬼にする日でした。😢 あまりにも心を鬼にしたので、本当の鬼になってしまうのではと、心配したぐらいです。👹👹👹👹👹
私の経験からの話ですが、心を鬼にして我慢していると、認知症の人は、それが当たり前だと思うようになります。要は、認知症の人がその状態に慣れるまで、我慢、我慢、我慢、なのです。非常に辛いことですが…。