認知症の母が徘徊を始め、ご近所を訪問?するようになりました。ご近所に迷惑をかけることは、介護する家族にとって頭の痛い問題です。そこで、門扉や車庫の扉を施錠したのですが、門扉の場合、施錠しても内側から鍵なしで開けられます。そこで私が行った方法とは。
母の徘徊ルートをすべて潰したつもりが…
ある日、突然、透明人間からの声が聴こえだした母は、透明人間に言われるまま、ご近所さんを電撃訪問しだしました。
(私たちは、母にだけ聴こえる声(幻聴)の主のことを透明人間と言っています。母にその姿が見えているかどうかわかりませんが…。)😓
さすがに、母の痴呆症のことで、ご近所さんに迷惑を掛けることはできませんので、母が外に出られないようにすることとしました。
母が外に徘徊に出かけるルートは2通りです。車庫のアコーディオン門扉からのルート🧐と、門扉からのルート🧐です。
車庫からのルートは、アコーディオン門扉の錠を内側からでも、外側からでも、鍵を使って施錠できるので問題はありません。
(ただ、車を車庫から出すとき、鍵を使ってアコーディオン門扉を開錠し、車を出した後、鍵を使ってアコーディオン門扉を施錠するという、なかなか面倒くさいこととなりましたが。😓)
問題なのは、門扉からのルートです。門扉は、外側から鍵を使って施錠できるのですが、内側からは、マイナスドライバーのようなものがあれば、簡単に施錠、開錠ができる構造になっています。(要は、マイナス状に凹んだところに入るものであれば(他の鍵でもOK。)、なんでも、施錠、開錠できるのです。)🤔
車で買い物に出かける際、車庫の扉と門扉を施錠(外側から)しました。
門扉の構造上の問題(上記)について、一抹の不安を覚えましたが、時間にして1~2時間程度であり、認知症の母が、門扉を内側からマイナスドライバーのようなもので開けられることを発見できないだろうと高を括っての出発となりました。
買い物を終え、自宅近くまで帰ってきたとき、ご近所さんの門前によく見た姿が。😳 うちの母に間違いがありません。😰
門扉の鍵の謎?を簡単に解明し、自転車の鍵を使って開錠し、脱出していたのでした。
これでどうだぁ!
頭脳明晰な認知症患者に脱帽です。と、言ってられないので、いろいろと考えた結果、下の写真のような方法で施錠することとしました。
「これでどうだぁ!」という勢いで施錠したのですが、外側から開錠するには、チェーンを回して、錠前を門扉の外側に持ってこなければならず、おまけに、いちいち、錠前のナンバーを合わせなければならないという、誠に不便な状況となりました。😭
まあ、母が徘徊して、ご近所さんに迷惑を掛けるよりかはマシですが。
ただ、門扉と車庫の扉を施錠したことで、新たな事件が起こることになるのですが…。😰
私も徘徊予防策その1をやってみようと思われたのなら
ダイヤル式南京錠
ダイヤル式南京錠は、屋外で使用するため、錆びてきます。錆びれば交換できるよう安価なものでいいと思います。ただ、今後、鍵を何個か使うことになると、開錠する番号を統一したほうが便利なため、番号を変えられるものがいいと思います。この条件に合う南京錠です。南京錠の大きさが小さく、いろいろな色があることも気に入っています。
ワイヤー
ワイヤーで気を付けなければならないことは、門扉の隙間を通せる太さであると言うことです。ちなみに、我家の門扉の隙間は、1.2センチでした。また、ワイヤーの長さは、ヒモを通して長さを測るようにしてください。意外と長いワイヤーが必要です。ちなみに、我家のワイヤーの長さは1メートルです。屋外で使うので、ワイヤーにビニールコーティングされているものが、錆びにくくおすすめです。
WAKI フレックスワイヤー BK-177 黒 6X1M