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   (最終更新日:2018.02.2)

31.徘徊予防に便利なおすすめベビーゲート

夜、父や母が黙って2階に上がって来て、階段の上がり口でボーッと立っているという怪談(おやじギャグ)を防止するため、階段の上り口にベビーゲートを設置しました。登り口に設置するので、安全性を考えた、認知症の人にも使えるベビーゲートとその設置について、ご紹介します。

階段の怪談防止にベビーゲートを設置!

夜、父や母が黙って2階に上がって来て、階段の上がり口にボーッと立っているという怪談話(おやじギャグ!😳)は以前にしましたが、その後も母は、同様の行動をするようになりました。(父は、1度きりでしたが。)

年寄りにとって、階段の上り下りはたいへん危険なことです。
それに、家族がいないとき、母が2階に上がって来て、大切なものを持って行き、それをどこかに仕舞い込んで忘れてしまうことも、私にとってたいへん危険なことです。
(私にとって、後者の危険の方が危険かも…。😅)

このダブルのたいへん危険な状態にどう対応するか、考えついたのが、小さな子どもが通れないようにするベビーゲートの設置でした。

今回設置するベビーゲートに必要な条件は、次のとおりです。
1 階段の上がり口(階段の1~2段目)に設置できること。
2 階段から落ちたとき、ベビーゲートに激突することとなるので、ゲート自体がソフトなものであること。
3 母が簡単に開けられる構造になっていないこと。

条件1については、該当する商品がありませんでした。
私がおすすめする商品も階段上に設置しないよう注意書きがされていましたが、我家の場合、認知症の両親が階段を上れなくするには、階段の1~2段目に設置するしか方法がなかったので…。
(階段上の設置については、自己責任でお願いします。)

条件2については、条件1とも関連するのですが、階段を踏むはずしたとき、ゲートが金属製等、硬いものであれば、大ケガをするからです。

条件3については、そのままです。

このような条件をすべて満たすものがなかなか見つからなかったのですが、なんとか見つけたのが、下の商品でした。

この商品のいいところは、柵が布でできているため、階段を落ちて激突しても安全であること、柵を開けるには、ベビーゲート本体にあるツマミを押し込んで回さなければならないことです。上の条件2、3に当てはまります。

このベビーゲートを設置するにあたって気をつけなければいけないことは、次のとおりです。
1 ベビーゲート本体を設置する側が木でできているか、石膏ボードでもその裏に柱(木)がなければ設置できない。
(壁にネジを入れて、そのネジを外したとき、ネジに白い粉が付いてくれば石膏ボードです。)

2 柵を閉める側(本体と反対側)が石膏ボードの場合、その裏に柱(木)があればベストですが、裏に木がない場合は、専用のネジ(アンカー)を用意する必要があります。
また、裏に木がない場合、石膏ボードが薄すぎないことが必要です。(ちなみに我家の石膏ボードの厚さは、12.5mmでした。)

3 この商品には、プラスチック製のネジをねじ込む筒状のものが付属していますが、それでは、石膏ボードに固定できないので、石膏ボード用のネギの購入が必要です。

4 上記2の石膏ボードの裏に柱(木)があるかどうか、夫は、下地センサーを使って調べていました。


上の写真が我家の設置状況です。😊

ベビーゲート設置に必要なもの

で、私が使用した石膏ボード用のアンカー(ドグラーアンカー)は、下の商品です。

アンカーは、石膏ボードの厚みによって種類がありますので、自宅の石膏ボードの厚みにあったアンカーを使うことが大切です。

一般的に石膏ボードの厚さは、9.5mmか12.5mmです。(当然、例外もありますが。)といっても、自分の家の石膏ボードの厚みを知っている人も少ないと思うので、石膏ボードの厚みを測らなければなりません。壁に付いているコンセントのがわを外して、石膏ボードの厚みを測るらしいのですが、元通りに直せなくなると困るので、やめておいた方が無難です。😅

ちなみに夫が石膏ボードの厚みを調べた方法は、次のとおりです。🧐
1 壁に小さな穴を開ける。(ベビーゲートを閉める側の壁にフックを取り付ける必要があり、その際、壁に穴を開けることになるので、その穴を開ける位置に小さな穴を開けていました。)

2 穴の側面に触れないよう爪楊枝を差し込む。

3 爪楊枝の側面を石膏ボードの厚みの部分に強く押し当てる。(このとき、爪楊枝を前後に動かさない。)

4 押し当てた爪楊枝を石膏ボードの厚みの部分から放し、穴の側面に触れないように抜く。

5 爪楊枝の側面に付いている白い粉の幅を計る。

非常におおざっぱな方法ですが、夫はこの方法で、我家の石膏ボードを12.5mmの方だと判断していました。😅

下の写真が夫が使っていた下地センサーです。石膏ボードの裏に柱(木)があるかどうか調べるのに便利な道具みたいです。

あと、設置に必要な道具は、次のものです。
● 電動ドリル(夫が使っている電動ドリルです。)

● 使用するドグラーアンカーに合った穴を開けるドリルビット(石膏ボード用)
※ ちなみに、壁厚11mm ~ 13mm用のドグラーアンカーに必要なドリルビッドは、8.0mm径のものです。

● 木槌

この記事を読まれて、ベビーゲートを設置しようと思われた方、設置がうまくいくようお祈りしています。柵の位置決めはくれぐれも慎重に行ってくださいね。

 

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