『その1.生ゴミの冷凍処理』
母はきれい好きです。だから、浴室や脱衣場をモップで掃除します。何年も洗っていないモップで。😰
母はきれい好きなので、生ゴミをゴミ収集車が来るまでの数日、ゴミ箱の中で眠らせることができません。「きれい好き」の流儀に反するからです。
この問題を、母は、母の「きれい好き」の流儀に従って処理します。生ゴミを冷蔵庫の冷凍室に入れ、冷凍するのです。
母は、冷蔵庫で生ゴミを冷凍したことに安心するのか、冷凍したことを忘れてしまいます。
母の「きれい好き」の流儀に、冷凍した生ゴミを処分することは含まれないのです。
結果、私が1階の冷蔵庫の冷凍室を開けると、ビニール袋に入った状態で冷凍された生ゴミの袋がいくつも入っているのです。以来、ゴミを出す日に冷凍庫を開け、生ゴミの袋を処分することが、新たに、私の仕事となりました。😪
我家は小さいながらも2世帯住宅で、2階にも冷蔵庫があるため、私が1階の冷蔵庫を使うことはなく、母の流儀に意義は唱えられません。と言うのは真っ赤な嘘で、何度か、「汚いからやめて!。」と文句を言ったのですが、文句を言われたことを覚えているわけもなく、ひたすら母の流儀を押し通すので、あきらめたのが真相です。
『その2.ごはんの冷蔵処理』
みなさん、ここで、問題です。
生ゴミが冷凍された冷凍庫に、食べ物は入っているでしょうか?🤔
正解は、入っていない!です。普通、残ったごはんは腐らないように冷凍しますよね。
でも、母の流儀では、残ったごはんは、冷蔵するものなのです。
冷蔵室には、いつ食べ残したのかわからないごはんがたくさん入っています。
中には、茶碗に残った、食べていた途中であろうごはんもあります。(ごはんに、卵焼きのかすなどが混じっているので、推理は容易です。)🧐
本人は、いつ入れたのか覚えていないので、適当にレンジでチンして食べています。(時々、お腹をこわしているのは、これが原因かも…。)😰
ごはんの冷蔵も、いくら注意しても止めないので、ゴミを出す日、勝手に、冷蔵庫のごはんをすべて捨てることにしています。
私の仕事が、新たに追加されました。😢😢
幸いなことに、母は、何を冷蔵庫に入れたのか覚えていないので、ごはんをすべて処分しても文句を言いません。
認知症も役に立つ?ことがあるのです。(ない、ない。)